文章の中で、ある言語表現が、後に現れる別の言語表現を指す場合、それらの言語表現は照応関係にあるといい、前者の言語表現を先行詞、後者を照応詞と呼びます。
契約書や規程等の文書における照応関係(定義)にはいくつかのパターンがあり、LAWGUEではそれらを自動検出しています。
【和文ドキュメントの場合】
①括弧の中に照応詞があるパターン
例)FRAIM株式会社(以下、甲という。)
先行詞:FRAIM株式会社
照応詞:甲
②括弧の中に先行詞があるパターン
例)役員(取締役のほか、名称の如何を問わず甲の経営に実質的に関与している者をいう。以下同じ。)
先行詞:取締役のほか、名称の如何を問わず甲の経営に実質的に関与している者
照応詞:役員
③一文で定義するパターン
例)「本件特許」とは、甲が所有する次の特許をいう。
先行詞:甲が所有する次の特許
照応詞:本件特許
④定義を行うためのブロックで定義するパターン
例)一 著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
先行詞:思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの
照応詞:著作物
【英文ドキュメントの場合】
先行詞の抽出は行なっておらず、照応詞のみ抽出しています。
①括弧の中にクオーテーションに囲まれた照応詞がある
例)My Super Agreement (this "Agreement") is great.
照応詞: Agreement
②特定の表現により定義されている。照応詞は、クオーテーションに囲まれているか、大文字で始まる。
照応詞 + 特定の表現(以下)
shall mean, means, is defined, equals, refers to, has the meaning 及びその活用形例: Agreement means this contract, including all exhibits and schedules.
照応詞: Agreement
特定の表現(以下) + 照応詞
called, referred to as例: XYZ Inc. (hereinafter referred to as Buyer)
照応詞: Buyer
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